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ひがし小千谷耳鼻咽喉科

鼻疾患

水がとまらない
くしゃみがとまらない
鼻がつまる
鼻を強く殴打した
鼻血が止まらない など

アレルギー性鼻炎

水様性鼻汁、反復性くしゃみ発作、鼻閉を三主徴とする鼻炎で、原因抗原で通年性と季節性のものに分けられます。季節性のものとしてはスギ花粉症が最も有名ですが、初夏のカモガヤ花粉によるものや秋のブタクサ花粉などによるものもあります。治療は、まずは抗アレルギー薬の内服や点鼻薬による保存的治療を行います。 また、原因抗原の回避と除去が有効であり、可能な限りこれを行っていただくことも必要です。原因抗原については血液検査で調べることも可能ですが、3割負担で5000円程度の費用が必要となりますので、希望される方のみ行っています。 保存的加療で改善しない方には、レーザー焼灼術や粘膜下下鼻甲介骨切断術が有効な場合もあります。手術加療の対象となりそうな方は、ご希望があれば対応可能な医療機関に紹介させていただきます。

慢性副鼻腔炎

細菌感染などに伴って生じるものやアレルギーに関連して生じるものがあります。抗菌薬や消炎剤、抗アレルギー薬や点鼻薬などを使用してまずは保存的に加療します。 保存的治療に抵抗性を示し改善しない場合には、入院で内視鏡下鼻副鼻腔手術が必要になってきます。手術加療の対象となりそうな方は、対応可能な医療機関に紹介させていただきます。

術後性上顎嚢胞

かなり以前に副鼻腔炎で手術を受け、歯槽部(歯茎のところ)から切開をされた患者さんの中には、術後数年から数十年を経て頬部などにのう胞を生じ、それが腫れて痛みなどが出る方がいます。痛みなどを生じる方で画像検査を行ってのう胞が確認された場合、根治的に治療するには手術加療が必要です。 手術加療が必要な場合には、対応可能な医療機関に紹介させていただきます。

鼻骨骨折

外傷によって外鼻の変形を生じた場合には手術治療を行いますが、ひびが入った程度であったり変形が軽度であったりする場合には保存的に経過観察する場合があります。 手術加療が必要な場合には、対応可能な医療機関に紹介させていただきます。 また、変形の程度によっては形成外科に紹介させていただく場合もあります。

鼻出血症

鼻出血はその多くは鼻中隔の前方から出ていることが多く、鼻翼を強く圧迫してもらうことで止血することが多いですが、他の部位から出ていたり出血の勢いが強かったりなどで止血困難な場合があります。 鼻出血があった際には、まず、自宅であおむけにならず、イスなどに腰かけてややうつむき気味の姿勢をとり、鼻翼を強く圧迫してみてください。15分以上圧迫を続けても止血困難な場合には受診を考えてください。 出血点が明らかな場合にはその部位を焼灼したり、焼灼が困難な場合には鼻腔内に詰め物をしたりなどして止血します。診察しても出血点がはっきりせず、止血困難な場合には入院して点滴などが必要となる場合もあります。 入院が必要な場合には、対応可能な医療機関に紹介させていただきます。